SNS上でも賛否が分かれているグランドシャトーの宿泊料金の高さについて考えた「グランドシャトーの宿泊料金1泊30万は高いのか」のアップから3ヶ月ほどが経過しました。
宿泊から数えても半年以上が経過したため、情報のアップデートも含めて、改めて1泊30万のグランドシャトーに宿泊したいかについて考えてみます。
前回宿泊時から変わった点
①誰でもファンタジースプリングス(FS)エリアに入場可能に
オープン当初はスタンバイパス(無料)、ディズニー・プレミアアクセス(有料)、1デーパスポート:ファンタジース プリングス・マジック(バケパ利用・FSホテルの宿泊者限定、有料)のいずれかを取得していなければ、エリア自体の入場もできませんでした。
現在はいずれも無くても、FSエリアの入場自体は可能になりました(アトラクション利用にはいずれかが必要です)。
また、1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジックについては、2025年3月31日をもって廃止される予定です。オープン当初よりはアトラクションの待ち時間も短くなっているようですので、購入する人が減ってきたのかもしれません。
②グランドシャトーの予約枠に空きが散見されるようになった
オープン当初は予約枠の空きがほぼ見られませんでしたが、最近は少しずつ空きが見られるようになりました。1泊30万を支払ってでも泊まりたい層が一巡して、リピートもされていないということでしょうか…

③リベリュールの利用制限とブレックファストの終了
- 2024年10月1日より、グランドシャトー1泊につき、ブレックファストまたはディナーのいずれか1回のみの利用に制限されました。
- 2025年1月6日より、ブレックファストはチェックイン日を除く滞在期間中、ディナーはチェックアウト日を除く滞在期間中のみしか利用できなくなりました。
- 1泊の場合、利用できるのはチェックイン日のディナー、チェックアウト日のブレックファストのいずれかということになります。
- 2025年5月31日をもってブレックファストは終了となり、同6月1日よりブランチの営業が開始されます。現在リリースされている情報を見る限りは、ブレックファスト同様にブランチも半ブッフェ・半コースのようです。

改めて前回宿泊した際に不満だったこと
前回の記事では、1泊30万が高いと考えられる理由として「ホテルステイを楽しむ方法が乏しい」を挙げました。それを踏まえて我が家の「グランドシャトーでの理想の過ごし方」も記載しています。
■グランドシャトーでの理想の過ごし方
- 宿泊者専用のラウンジでパークを眺めながら家族とゆっくり過ごす
- 宿泊者専用のプール・スパを楽しむ
- 館内や敷地内を散歩する
- 朝食と夕食はラ・リベリュール
- パークは早めに出て、客室に戻ってゆっくりする
その上で、先日ある書籍を読んだことにより、そもそも私たちがホテル側が考えるターゲットではなかったことが分かりました。
その書籍とは講談社から出版された『ホテルの力 チームが輝く魔法の経営』です。
この書籍は、FSホテルをはじめとするディズニーホテルを運営するミリアルリゾートホテルズ(オリエンタルランドの子会社)の代表取締役社長の書籍です。
いわゆる”中の人”の中でも、トップと言える人です。
グランドシャトーでの宿泊に違和感を持っていたため、どのようなコンセプト・意図でFSホテルが作られ、運営されているのかを知りたくなり読んでみました。
その中で1番気になったのが以下です。
ゲストのみなさんの目的は、パークに行くこと。「プールやスパに行く時間があったら、もっとパークに長くいたい!」。みなさんそう考えているのですね。
ですから、ラグジュアリータイプのホテルをつくるからといって、施設を豊富にこしらえる必要はないだろうと考えました。
『ホテルの力 チームが輝く魔法の経営』チャールズ・D・ベスフォード
1泊30万のホテルでありながら、そもそも運営側が東京ディズニーリゾートに行く理由を「パークに行くこと」と捉えており、パークインしないゲストを想定していないように感じました…。1泊3万のホテルであればこの考えは当てはまると思うのですが…
少なくとも我が家は、ここ数年はディズニーホテルに泊まってもパークに行かず、ディズニーホテルのレストランだけ利用することが多くなっています。
各種料金の頻繁な値上げ、サービスの利用条件の厳格化、ショーの簡素化(回数減少、フロート減少、投入人員の減少)など、オリエンタルランド全体でサービス・運営に係るコスト削減の流れを感じています。コロナ禍で年パスが廃止されたことを契機にレストランだけの利用が増えてきました。
キャラクターに会いたい、ショーを楽しみたい、アトラクションに乗りたい、ホテルレストランでの食事を楽しみたいなど、ゲストそれぞれの滞在方法があるはずです。
運営側には様々な選択肢を用意してもらった上で、ゲストは自分に合った楽しみ方を選べばよいと思うのですが…
私たちは運営側が想定していないゲストだったことが分かり、「そりゃあ違和感を持つわけだ」と悪い意味で納得してしまいました…
ただし、書籍全体を通して見れば、ディズニーホテルを今まさにトップで運営している方の書籍であり、ホテル経営や組織運営などについてどう考えているのかが分かる貴重な資料でした。
改めて、グランドシャトーの宿泊料金1泊30万は高いのか
■結論:現状は今後泊まる予定なし
ここ数か月での変わったこと、書籍の内容などを踏まえても、結論は前回と変わらず現状はリピート予定なしです。
せっかく東京ディズニーリゾート初の本格フレンチのレストランを作ったのに、利用制限があって満喫できません…
また、客室やホテル全体の装飾にもこだわっているのに、宿泊特典のショー鑑賞券・アトラクション利用券を消化していたら堪能している暇がないです…
パークに行かせたいならホテルはもう少し価格を抑える選択肢もあると思うのですが、アピールポイントがぼやけており、言っていること・やっていることが噛み合っていない感があります…。
それでもリベリュールでの食事体験には満足しているため、他のディズニーホテルのレストラン同様に、宿泊なしでのリベリュールの利用を解禁して欲しいです。
ブランチもぜひ行きたいのですが、そのために1泊30万は出せないですね…
今後の新たな集客策に期待したいです。
※あくまでも個人の見解であり、判断根拠とした情報が間違っている可能性もあります。また、情報が変わっている可能性もあるため、実際に行かれる際は、公式サイトなどを事前にご確認ください。
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