今回は保有銘柄の中から、先日行われた株主向け施設見学会の内容を中心に株式会社アマダについて紹介します。
どんな会社?
アマダは主に金属加工機械の製造・販売を行う会社です。主力製品にはトラックほどの大きさがあるものもあります。

開発・製造拠点は世界で30か所以上、事業展開は100か国以上のグローバルメーカーです。
世界でも上位のシェアを持ち、直近の2025年第3四半期決算を見ても、日本36.6%・米国28.1%・欧州21.8%・アジア他13.5%と各エリアでバランスよく稼いでいる状況です。
株主向け施設見学会 2025.3.1
施設見学会は2024年から始まった新しい取り組みです。昨年は落選でしたが、今年は運よく当選できました。
施設内の撮影・録画・録音は禁止のため、当日はメモのみ可能でした。
■当日のスケジュール

■参加者
- 同伴者を含めて総勢25組50名ほど
- 当選確率は25÷346≒7%と、なかなかの人気ぶり
- 男性7~8:女性2~3
- 50~70代が7~8割
- 小学生も2名(親の同伴で参加したと思われます)
- 20~30代は5名ほど
■アマダ・グローバルイノベーションセンター
2023年2月にイノベーションを起こす空間として開設された施設です。Innovation LABOとInnovation SITEなどがあります。

・展示ルーム
まずは金属加工会社や学生が作成した金属製品を展示しているルームに案内されました。金属製品の部品のようなものから、ダンゴムシや傘などの美術作品のようなものまで、様々な作品が展示されていました。秀逸な作品は表彰されていました。

・Innovation LABO
最新鋭の設備を揃えたラボルームと、先端検査機器を備えた測定室からなるエリアでした。ここでも過去の試作品などを見せてもらいました。

・Innovation SITE
下の画像の機械を実際に動かしてもらいました。鉄板を複数の形に切り取り、形ごとに自動で仕分けるまでを自動で行っていました。
そのほかにも3台ほど実際に稼働しているところを見学。印象に残ったシーンは、金属加工を人の手で行う際に、備え付けのモニターに鉄板を置く位置が表示され、熟練工でなくても加工できるよう工夫がなされていた場面です。
最先端の機械が稼働する場面を見るのは初めでしたが、人の手による加工でもIT技術によってより安全で精度の高い加工が加えられていたり、人の手が全く不要なマシンの進化も進んでいました。

■アマダ記念会館
戦後まもない1946年に創業者が機械修理⼯場を設立した際に使⽤した旋盤など、歴代の主な製品が展示されています。プロジェクションマッピング・⾳声案内・LEDビジョンによって、初心者でも分かりやすく会社の歴史を解説してくれます。
施設の真ん中に大きな池があり、灯籠、茶室など和風な造りになっています。海外からの視察も多いとのことです。現時点では一般公開されていません。


■質疑応答 ※一部
- トランプ関税の影響はどの程度あるのか
- 現時点でも米国内に工場があり、影響は他社よりは少ないと想定される
- トランプの当選を契機として国内製造業の盛り上がりが期待されるため、その点もプラス要素として捉えている
- アマダ記念会館は一般公開しないのか
- 現時点では一般公開していないが、地域に開かれた会社であることを踏まえて、今後公開する可能性もある
- 今後も米国の売上は拡大していける見込みであるのか、それとも何か障壁があるのか
- 米国では競合が少なく、欧州の競合企業とトップを争っている状況
- 両海岸に工場があり、今後も力を入れて伸ばしていくつもり
■お土産



ネット上の情報でしか分からなかった会社のことが、よりリアルに想像できるようになりました。2025年3月期は業績が下がる見込みですが、質疑応答にもある通りトランプ大統領による米国製造業の盛り上がりが期待できるため、中長期的に応援していきたいです。
直接IR担当と関わることで分かる情報もあったり、直接会社を見ることで得られる感動・熱気もあるため、他の会社も含めて今後もIRイベントには参加していきたいです。
余談ですが、施設内にはレストランもあり、一般客が利用できる日もあるので、こちらもいつか妻と行きたいです。
※あくまでも個人の見解であり、記載した情報が間違っている可能性もあります。投資は自己責任でお願いします。
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